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ビザ情報システム(Visa Information System、VIS)
Taking fingerprints for a visa, © colourbox
VIS運用開始に伴い、ビザ申請手続きにはいくつかの変更点が生じます:ビザを申請する人は生体認証データ採取のために在外公館を訪れなくてはなりません。その際、10本の指の指紋と顔写真のデータを取り込みます。
シェンゲン協定加盟国のビザ情報システム(VIS)は2011年10月11日に北アフリカで運用が開始されました。2012月5月10日には中近東、2012年10月2日にはさらに湾岸諸国でシステムの運用が始まりました。
VISはシェンゲン協定加盟国間でビザ情報を共有するためのシステムです。ビザ申請手続きを簡略化し、シェンゲン協定加盟国への入国審査を緩和し、加盟国ならびに申請者自身にとっての保安強化をすることがこのシステム導入の主な目的です。
VIS実施のために、シェンゲン圏内の在外公館と国境警備所はVIS中央データベースと接続されます。VISは世界の様々な地域で順次運用が開始されます。
VIS運用開始に伴い、ビザ申請手続きにはいくつかの変更点が生じます:ビザを申請する人は生体認証データ採取のために在外公館を訪れなくてはなりません。その際、10本の指の指紋と顔写真のデータを取り込みます。シェンゲン加盟国への入国時には、国境を管轄する当局はVISにアクセスすることで旅行者の身元を確認することができます。
より詳細な情報は欧州委員会のHPをご参照ください。
http://ec.europa.eu/vis (EU公用語のみ)