ドイツ外務省のホームページにようこそ
ザクセン=アンハルト州
Sachsen-Anhalt modern, © IMG Sachsen-Anhalt; IMG Sachsen-Anhalt; Ralf Lehmann; Andreas Lander, VERBIO Vereinte BioEnergie AG
エルベ川とザーレ川が流れるザクセン=アンハルト州は、ドイツ史の中核をなす地で、エルベ川東側のキリスト教化は、マグデブルクから始まりました。
この地域は10世紀、11世紀には、キリスト教世界の中心地で、マルティン・ルターが教鞭をとったヴィッテンベルク大学は、宗教改革の出発点となりました。
ザクセン=アンハルト州の景観は、エルベ河畔の広大な氾濫原と、北ドイツ低地から標高1100メートルまで伸びる、ハルツ山地によって形成されています。ハルツ山地の南東部には、多くの城を擁するザーレ・ウンストルート地域の、絵の様な景観が広がっています。この北部には、肥沃なマクデブルグ平野と、アルトマルクの美しいヒースの草原がつづいています。
この州の経済は、初期の工業化時代の影響が色濃く残っています。成長する資源産業や化学工業のベースとなったのは、豊富な鉱業資源でした。産業の発展に必要な、旺盛なエネルギー需要を満たしたのは褐炭でした。今日でも、化学、重工業、プラント、エンジン、鉄鋼、軽金属、鉄道車両などが、州の主要産業となっています。この他に、優れたイノベーション力のある環境産業、非常に高い競争力を持つ農業・食品産業が発達してきました。製造業、サービス業分野の多くの中規模企業と共に、これらの産業は州の新しい経済構造を形づくっています。
連邦参議院の厚意により掲載 ( 2010年9月)
ザクセン=アンハルト州 Sachsen-Anhalt | |
州都 | マグデブルク / Magdeburg |
人口 | 222万人 |
面積 | 20,452km2 |
州内総生産 | 607億ユーロ |
(2018年9月現在)