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1995年の神戸の大地震
1995年1月17日のマグニチュード7.3の地震で神戸の街は破壊され、ドイツ総領事館自体も被災しました。
1995年1月17日のマグニチュード7.3の地震で神戸の街は破壊され、ドイツ総領事館自体も被災しました。総領事館が居を構えていた神戸国際会館が全壊となり、後日、解体されることとなったのです。
この地震が早朝であったことで、幸運にも総領事館の職員から負傷者は出ませんでした。それでもオフィスに立ち入ることはできないため、震災から免れた当時灘区にあった神戸ドイツ学院を仮のオフィスとして当面の業務を行うこととなりました。総領事館はもとより、神戸在住のドイツ人も、震災に際して日本の皆様から暖かい支援を受けました。多くの日本人の方がより深刻な被害を受けていたにもかかわらず、多大な援助をして下さいました。自主的に総領事館を訪ね、協力を申し出て下さった方も多数おられました。
この震災により、神戸で100年以上続いたドイツ領事館の歴史に終わりが告げられます。1995年7月に総領事館は大阪に移転し、ドイツ文化センター、在日ドイツ商工会議所と同じ敷地で業務を行う体制が整いました。それでも総領事館は神戸市と今日までずっと緊密な関係にあり、特に正式名称は「大阪・神戸ドイツ連邦共和国総領事館」です。このように二つの都市名を持つドイツの在外公館は世界でも当館だけです。
1995年の神戸の大地震
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