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独仏の友情を胸に刻む(2023年1月22日)

20.01.2023 - 記事

マルティン・エバーツ総領事は、20 年前に考案された「独仏の日」について非常に個人的な思い出を持っています。

エバーツ総領事とフランスのイルマン総領事 / Generalkonsul Martin Eberts und französischer Generalkonsul Jules Irrmann
エバーツ総領事とフランスのイルマン総領事 / Generalkonsul Martin Eberts und französischer Generalkonsul Jules Irrmann© GK Osaka-Kobe

​​​​​​​エリゼ条約 40 周年にふさわしい祝典が業務課題になった時、私はドイツ連邦外務省の企画スタッフとして勤務していました。その前はパリに駐在しておりフランス外務省で 1 年以上交換職員として勤務していました。 その後、私と同じようにオルセー通りのフランス外務省で働く機会を得たドイツの交換職員のコーディネーターになりました。 そのため記念日の準備に積極的に取り組み、官僚的でもなく人々の日常生活からかけ離れていない何かを考え出すことが求められていると感じたのです。当時、外務省では企画スタッフが影響力を持つ多くのミーティングがあり、私はそれを活用したのです。


これをきっかけにドイツとフランスで共通の祝日を導入すべきだという私の提案は当初、非常に懐疑的に受け止められました。 何をしようというのか?休日であることが必要なのではないのです。そうではなく、この日をドイツとフランスの友好関係を目に見える形で積極的に祝うことが重要だったのです。 特に学校、大学、およびすべての教育機関で! 多くの長い議論の末、この提案はフランス人の同僚に受け入れられました。そして素早い承認の後、間もなく実現するに至ったのです。


それ以来、エリゼ条約記念日は「独仏の日」となっています。独仏の友情がいかに素晴らしいものであるかを両国の人々に思い出させる素晴らしい機会です。政治家やメディア専門家による単なる思いつきではなく両国民の意識に深く根付いているものなのです。

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