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テューリンゲン州
Thüringen modern, © Neumann; Ernsting; Ernsting; Karguth; Schroll
テューリンゲン州はよく、「ドイツの緑の心臓」と呼ばれています。
特にテューリンゲンの森、南ハルツ山脈、キフホイザー山脈、ザーレ峡谷、ローン山地などの保養地の景観が、この呼び名の由来となっています。
現在のテューリンゲン州は、20世紀に7つの小国家が統合され、これに旧プロイセン領の一部が加わって成立しました。ドイツの5つの州に囲まれて、交通の中心地となっています。
テューリンゲン州には、多くの重要な都市があります。例えば、州都エアフルトや、ドイツ古典主義の町ワイマール、大学都市イエナ、東部テューリンゲンの中心地ゲーラ、旧王宮があるゴ-タ、アルテンブルク、マイニンゲンなどがあげられます。テューリンゲン州には、ドイツ史の上で重要な多くの都市があり、アイゼナッハ近くのヴァルトブルク城には聖女エリザベートが住み、ここでルターは聖書をドイツ語に翻訳しました。またワイマールでは1919年、「ワイマール共和国」が設立されました。
ハルツ山脈とテューリンゲンの森の間に位置するこの州では、長らく農業が非常に大きな役割を持っていました。テューリンゲン周辺地域には大規模な産業拠点がつくられ、この地域の経済に決定的な影響を与えています。
連邦参議院の厚意により掲載 ( 2010年9月)
テューリンゲン州 Thüringen | |
州都 | エアフルト / Erfurt |
人口 | 215万人 |
面積 | 16,202km2 |
州内総生産 | 619億ユーロ |
(2018年9月現在)